アルミホイール(付物有)(- )

非鉄金属 > アルミニウム > アルミホイール(付物有)の参考買取価格(単価)・相場推移

182円/kg 更新前価格:182円/kg 最終更新日:2017/06/03

類似の呼び名

  • アルミホイール(付物有)・アルミホイール(付物有)

アルミホイール(付物有)とは?

"アルミホイール(Aluminium wheel)はアルミニウム合金を用いて製造された自動車の部品です。
リム、スポーク、ハブの全てをアルミニウムで製造しています。タイヤ付のホイールは別途「アルミホイール(タイヤ付)」となります。スクラップとしてリサイクルされますので、傷、変形、割れ等は価格に影響はありません。
バランスウェイト、バルブ、プラスチック、ゴム等が付着している商品です。これらの付物を除去するとアルミホイール付物無しとして扱われます。"




非鉄金属について

アルミニウム(Aluminium)は原子番号13の元素です。元素記号がAl、「アルミ」と略される事も多く、鉄や銅と並んで生活にとても身近な金属であります。密度は2.70g/㎤、融点は660.4℃、沸点は2470℃です。


常温常圧で高い熱伝導性と電気伝導性を持ち、加工しやすく、計量である点から、様々な産業で使用されています。空気中では表面にできた酸化被膜(AL₂O₃)によって内部が保護されるため、耐食性も高いです。


アルミニウムは鉱物のボーキサイトを原料としています。ボーキサイトを処理し、金属アルミニウムの原料となるアルミナ(酸化アルミニウム、アルミニウム製造における中間製品)を取り出します。そのアルミナを電気分解し、アルミニウムが作られます。電気分解を必要とするため、アルミニウム精錬には銅や亜鉛等の金属と比べ大量の電力を消費します。そのため日本国内でのアルミニウム精錬は1970年代のオイルショック後に、競争力を無くし、大部分は国外に移りました。日本国内では現在、ボーキサイトから製錬は行われていません。


現在の世界のアルミニウム新地金の生産量は年間約5000万トンです。国別アルミニウム生産量では中国が一位で、ロシア、カナダを加えると全生産量の過半数を占めます。四位以下はUAE、インド、アメリカ、オーストラリア、ノルウェー、ブラジル、バーレーンと続きます。ボーキサイト原産国、或いは安価な電力供給が可能な国で精錬される傾向が強いです。国別アルミニウム消費量も中国が一位で、アメリカ、ドイツ、日本と続きます。


アルミニウムは他の金属と比べ軽量で、柔らかく、属性(のびやすさ)も高いなど加工しやすい性質をもっています。さらに耐食性もあるため、様々な用途に使用されています。一例をあげるとアルミ缶、サッシ、ホイール、鍋、機械部品、道路標識、自転車のフレーム、家電部品、高圧送電線等です。ただし、アルミニウム単体ではなくアルミニウム合金として利用されている場合が殆どです。1円玉硬貨は稀で99.99%アルミニウムです。


アルミニウム合金はJIS規格によって4桁の数字で分類表示されています。以下、簡単に表記します。



<アルミニウム合金のJIS規格>

1000系アルミニウム=純アルミ。99%以上のアルミニウムです。純度が非常に高い分、強度は低くなる傾向があります。電線、アルミ箔、反射板等に利用されています。


2000系アルミニウム=銅が多く添加されており、強度は高いが耐食性、溶接性に劣ります。リベット、油圧部品、船舶材料等に利用されています。


3000系アルミニウム=マンガンの添加により、加工性や耐食性を保ったまま強度を向上させています。屋根材、化粧板、電球口金等に利用されています。


4000系アルミニウム=シリコンを添加することにより、耐摩耗性の向上を実現しています。ピストン、建築パネル、溶接線等に利用されています。


5000系アルミニウム=マグネシウムを添加して強度、耐食性を両立させた合金です。特に5052はアルミ合金の中でも代表的な材料で幅広く用いられています。車両、内外装、圧力容器、板金製品等に利用されています。


6000系アルミニウム=マグネシウムとシリコンが添加されていて、押出し加工性に優れています。特に6063は優れた押出し性からサッシ等に利用されています。建築用材料、家電製品、自動車部品等に利用されています。


7000系アルミニウム=亜鉛とマグネシウムを添加し、アルミ合金の中でも高強度となっています。航空機材、車軸等に利用されています。


アルミニウムスクラップとしては板、条、棒、線、管、形材等の切れ端、打ち抜きのようなアルミニウム加工の工程で発生した新屑と、製品として使用され、廃棄される古屑があります。前者は主にメーカー、加工業者等の工場から排出され、後者は市中の解体等から発生します。代表的なアルミスクラップ分類を以下、簡単に表記します。



<代表的なアルミニウムスクラップの分類>

◆アルミニウム電線1級
アルミニウム製電線のスクラップ。純度99.65%以上で径が2mm以上の電線になります。腐食したもの、被覆等の異物を含まないものです。


◆アルミニウム電線2級
アルミニウム製電線のスクラップ。純度99.65%以上で径が2mm以上の電線になります。腐食したものや異物は2%以下と規定されます。


◆新切(新屑)
1000系アルミの板、管、棒等の切れ端や打ち抜き屑。純度99%以上で厚みが0.5mm以上の板や管、棒等になります。油や塗装、ビニール等の異物を含まない物とされています。


◆廃印刷板
1000系アルミでオフセット印刷に使用されるアルミ板。


◆Aサッシ
主に建築用に使用されるアルミサッシのスクラップです。押出形材で、ネジやプラスチック、ゴム、ガラス等の異物は除去してある事。


◆Bサッシ、ビス付サッシ
建築現場で発生したアルミサッシです。ビスやゴム、プラスチック等が付着してあり、Aサッシと比べ安価。歩留まり率も低いです。


◆一品合金
2000系から7000系までの合金スクラップを指します。同一の合金品種で構成されており、他の合金品種が混ざっていない事。代表的な一品合金として5052が挙げられます。合金品種の種類によって単価は異なります。


◆機械鋳物
アルミ製の鋳物スクラップです。ダイカスト製品も含まれた総称です。自動車関連のスクラップ、機械設備の部品に使用されるようなスクラップ等になります。油や異物が付着した場合と付着物が無い場合で価格が異なります。


◆アルミホイール
自動車等の輸送用車両に使用されるアルミホイールスクラップです。タイヤやバルブ、鉛製のバランスウェイトが付着している場合が殆どで、それぞれを除去した場合高値で売却する事ができます。


◆アルミガラ・込みガラ
アルミ製の釜や鍋、鍋ふた、フライパン、トレイ等のアルミスクラップです。プラスチックや鉄等の多少の異物が付着しています。


◆合金削り粉、ダライ粉
板や棒、或いは鋳物・ダイカスト製品等を切断、切削した際に発生する切り粉のスクラップです。一般的にダライ粉と呼ばれます。一般的に多様な種類の合金の削り粉が混ざっている事が殆どですが、一品物の削り粉であれば比較的高値で売買されます。


◆使用済みアルミ缶、缶プレ
飲料用に使用されているアルミ缶のスクラップです。一般家庭や店舗等から発生します。一般的に消費が多い夏季に発生が多く、冬季は発生が少なくなります。メーカーへはプレスされた形状で納品される事が殆どです。国内でリサイクルされるだけでなく、輸出される事も多いです。プレス品は「缶プレ」「缶プレス」と呼ばれます。




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