工業用バッテリー(- )

非鉄金属 > 鉛 > 工業用バッテリーの参考買取価格(単価)・相場推移

87円/kg 更新前価格:87円/kg 最終更新日:2017/06/03

類似の呼び名

  • 工業用バッテリー・鉛

工業用バッテリーとは?

鉛を使用した産業用・工業用バッテリーです。形状は自動車用バッテリーに似ていますが、容量やサイズが異なります。
工場や発電所で使用されたり、パソコンやビルの動力バックアップに使用されたりしています。
鉛バッテリーは充電を行うことにより電気を蓄えて電池として使用できるようになり、繰り返し使用する事が出来る電池になります。
正極に二酸化鉛、負極に海綿状の鉛、電解液として希硫酸が用いられています。正極、負極から電解液中に硫酸イオンが移動する事で充電され、逆に電解液中の硫酸イオンが正極、負極の双方に移動することで放電を行います。放電すると、硫酸イオンが移動するために電解液の比重は低下し、逆に充電すると上昇します。放電時には正極で水が作られます。
バッテリーの主要部品は以下の通りです。
正極(鉛、鉛合金、二酸化鉛)
負極(鉛、鉛合金)
電解液(希硫酸、濃度30~35%程度)
セパレーター(合成樹脂製の隔離板)
電槽・ふた(上記のものを収納する容器)
バッテリーに含まれる鉛を取り出して精錬し、再びバッテリーとしてリサイクルされています。精錬する事が目的であるため、売却の際は動作は問われません。また、中の液を抜く必要もありません。
バッテリーは産業廃棄物ではなく、鉛がリサイクル出来る有価物として買い取られるため、マニフェストは不要になります。
乾電池(アルカリ乾電池やマンガン乾電池)や鉛を含まないバッテリーは有価物ではないので売却できません。特に外見がフォークリフト用バッテリーに似ているニッケルカドミウム(ニッカド)電池等も鉛が使用されていません。

鉛バッテリーで主な種類は以下のものです。
①自動車用鉛バッテリー
カーバッテリーはエンジン始動の役割を担い、各種コンピュータ機器へのバックアップもしています。他のバッテリーに比べ台数が多いため市場では最もメジャーなバッテリーです。バッテリー液を注入する栓が外から見えます。大型車用の大きなバッテリーも売却できます。
②フォークリフト用鉛バッテリー
電気式のフォークリフトに使用されている鉛バッテリーです。鉄の容器に複数のバッテリーが連結されて入っています。鉄の容器のまま売却はできますが、鉄の容器の重量がある分、鉛の歩留まりに影響し、売却価格が決定されます。
③産業用・工業用鉛バッテリー
形状は自動車用バッテリーに似ていますが、大きさや用途が異なります。エレベーターに使用されていたりします。
④バイク用バッテリー
自動車用バッテリーと基本的な構造は同じですが、バイク用は非常に軽量かつコンパクトに設計されています。
⑤シールドバッテリー
シールドバッテリーは密閉されており液の入替をしないバッテリーです。上部に液体を補充する栓がありません。




非鉄金属について

鉛は原子番号が81番の元素です。元素記号はPbです。歴史はとても古く紀元前から使用されてきた金属になります。融点は327.5℃、密度は11.36g/㎤です。
鉛は比較的錆びにくく、腐食が内部に進みにくいです。また非常に柔らかい金属で古代から広く利用されてきました。しかし生物に対しては毒性と蓄積性があるために近年では使用箇所によって利用されない傾向があります。
現在の用途としては鉛蓄電池の電極としてのバッテリー、釣り具の錘、はんだ、放射線遮蔽材としてレントゲン室等に使用されています。
一般的に買取をしている鉛スクラップ他にも下記の種類があります。
簡単な紹介を記載しますので、最新の買取価格、相場推移は各ページにてご確認ください。

■鉛管スクラップ
鉛製の金属管です。水道、ガス、酸性液体の輸送管として使用されていました。
耐食性、耐酸性に優れ曲げ加工も容易だったため、水道の引き込み管として使用されていましたが、人体に有害であるため、現在では水道にはビニール管が多く用いられています。
鉛管の有毒性が確認されて以降は水道管に使用する事は禁止されています。

■活字鉛スクラップ
活字鉛は主に鉛でできた印刷用活字に用いられています。鉛、アンチモン、錫の合金です。鉛80%、アンチモン17%、錫3%の組成となっています。
活版印刷に使用されていたが、現在では使用されているトコロは非常に少なくなっています。

■鉛錘スクラップ
鉛錘(えんすい)は鉛で作ったおもりの事です。釣りのライン(釣り糸)に付けて、仕掛けを目的の水深や場所に投入するための道具です。

■バランスウェイトスクラップ
バランスウェイトは自動車用ホイールに取り付けられているもので、タイヤとホイールの重量のバランス(均衡)を調整するためのものです。
ホイールの内側に張り付けられているバランスウェイトやホイールの淵に引っ掛けているバランスウェイトがあります。鉄や亜鉛のウェイトもあるので注意が必要です。




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※参考相場買取価格は買取業者様への持込かつ税込での価格表記となります。
※参考相場買取価格はメタリーが独自に調査した参考価格であり実際の買取価格を保証するものではありません。予めご了承ください。